
出来ないことをはっきり断りたいんだけど、うまく言えない・・・



相手に不快な思いをさせないように、はっきり断る方法がありますよ!
仕事の取引先や上司に依頼されて、出来ないことや分からないことがあったらどうしますか?
相手のためにも自分のためにも、はっきりと「ノー」と言うことが重要です。
私は15年秘書をしていますが、昔は言えなかったことも、今では上手に断る方法を身につけました(笑)
はっきり断りたいけど、なかなかノーが言えない・・・怒らせるかも・・・と悩んでいる方。
「それなら仕方ないか」と思わせる、簡単な言い回しとポイントを、紹介します!
はっきり断りたい!断るときのポイント


はっきり断りたいときは、明確に「ノー」と言わなければ、相手に伝わりませんね。
曖昧な言い方をすると、相手の都合の良い解釈をされてしまいます。
期待をさせてしまうかもしれません。
結果的に「ノー」と知ったときは、期待させていただけにあなたへの失望感もより大きくなってしまいます。
相手に不快な思いをさせないように配慮しつつ、上手に断る方法を身につけましょう!
曖昧な言い方をしない
はっきり断りたいのに、曖昧な言い方をしていると、相手に期待を持たせてしまいます。
どのような言い方が曖昧な言葉でしょうか?
期待を持たせてしまう言い方
- 考えておきます。
- 検討してみます。
- 何とかしてみましょう。
お詫びの言葉を添える
断るときは、はっきり断りたい意思を伝えないといけませんが、相手に対する心遣いも忘れてはいけません。
「申し訳ございませんが」など、期待に沿えないことに対するお詫びを述べて、相手の気持ちをやわらげます。
お詫びの言葉を添えた言い方
- 申し訳ありませんが、いたしかねます。
- 残念ですが、お引き受けいたしかねます。
- ご期待に沿えず、申し訳ございません。
お詫びの言葉を添えるだけで、相手に与える印象は変わりますね。



マニュアルのように淡々と話すのではなく、気持ちを込めて伝えましょう。
断る理由がはっきりと分かるようにする
では、相手に「そういうことなら仕方がないな」と納得させるには、どのような言い方をすれば良いでしょうか?
- 私は担当ではないので・・・
- よく分からないので・・・
- 忙しいので・・・
このような言い方をされたら、あなたならどう思いますか?



じゃあ、担当は誰?



分かる人を呼んできて。



忙しくないときなら大丈夫?
と、期待をつないでしまうかもしれませんね。
はっきり断りたいときは、相手が納得する理由をつけることが重要です。
例えば・・・
- 現在、担当のものが外出をしておりますので、今すぐのご回答はできかねます。
- そのご質問については専門外ですのでよく分かりません。申し訳ございません。
「自分にはできない」ということを、しっかりと伝えることがポイントです。
はっきりと断りたいときは、誠意のある対応を


はっきり断りたいと思っていても、お断りしてしまうと関係性が悪くなるのでは・・という心配はありませんか?
依頼された相手との関係を大切にする必要がある場合は、できる限り誠意のある対応を心がけます。
誠意のある対応とは、以下のような対応です。
代案を出す
可能であれば、代案を出すようにします。
代案は、相手の要求をある程度満たすことになるので、断る場合よりも納得してくれる効果があります。
できるだけ相手の意向に沿うように、一緒になって知恵を出したり、協力する姿勢が大切です。
- 私では分かりかねますが、分かる者をお呼びいたしましょうか?
- ご要望にはお応えいたしかねますが、こちらのご利用であれば可能です。いかがでしょうか?
相手の話をしっかり聞く
はっきり断りたいと思っても、最初から無関心な態度を取ったり、話を一方的に終わらせることがないようにします。
そのような態度では、相手の感情を害してしまい、結果的に対応に苦しむことになりかねません。
最後まで相手の話を聞き、誠意を示すことが大切です。
良い代案がなくても、話を聞くことで、相手は断れたことに対する悪い印象を持たないようになります。



こちらの誠意が相手に伝われば大丈夫です!


はっきり断れるようになりたい!おすすめのトレーニングを紹介!
はっきり断りたいと思っていても、やっぱりなかなか伝えきれない・・・
そんな悩みを抱えているあなたに、おすすめのトレーニングを紹介します。
あなたは一つでも当てはまりますか?
- しっかり伝えているのに、理解してくれない
- 良かれと思って言ったら相手を怒らせた
- 自分の意図と違うニュアンスで受け取られた
- 内容を的確に伝えられない
- 同じことを何度言っても動いてくれない
このような悩みを解決してくれるのが伝え方コミュニケーション検定です。
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履歴書にも書ける検定試験となっていますので、苦手を克服しながらスキルアップにもなるところがメリットですね。
\テレビでも紹介されました/
はっきり断りたいときの方法 まとめ
いかがでしたか?
はっきりと断りたいときの対処法をまとめました。
- 期待に沿えないことのお詫びを伝える
- 相手が納得できる理由や根拠を伝える
- 代案を伝える
- 相手の話を良く聞き、誠意のある対応をする
相手の気分を害してしまってギクシャクしてしまうかも・・・と思うことも、
ちょっとした工夫で、トラブルを防ぐことができます。
断られた人に不快な思いをさせないよう、思いやりのある対応を心がけましょう!



