
大学受験の勉強、頑張ってるな〜。親ができること、ないのかな?



私は子どもが勉強している間に、大学についてたくさん調べましたよ!
今日は、私の子どもの話をしたいと思います。
長男は神戸大学(兵庫県)を卒業し、大手企業に就職しました。
長女は立命館大学(京都府)の現役女子大生です。
(ちなみに、私と言えば勉強はサッパリです)



かりんちゃんの子どもと思えない・・・
と、友達からもよく言われます(笑)
私はシングルマザーとして働いてきましたが、費用面でも十分なことが出来なかったと思います。
二人の子どもが難関大学に合格できた経緯を振り返ってみました。大学受験生の子どもをもつあなたに、少しでもお役に立てれば嬉しいです!
大学受験で親ができることって何?
この記事を書くにあたり、子どもたちに受験について何が成功だったかと聞きました。
長男が真っ先に答えたのが、「分業」。
ん?分業?どういうこと?
「お母さんが受験や大学について色々調べてくれている間に勉強に没頭できた」とのこと。
なるほど〜。そういえば、雑誌や本、インターネットで受験について調べまくっていました。
そして、調べたことを子どもに話し、進路を決める材料にしてきました。
また、必要な教育費はできるだけ使いました(できるだけです。これ以上は無理と言いました)。
塾は2コマのみ受講、あとはひたすら自習したり学校の先生に質問したり、参考書を買ったりしていました。
限られた予算内でよくやってくれたと思います。
高校3年生の12月。



クリスマスプレゼント、何が欲しい?



化学1コマお願いします!
って言ったことを今でも覚えています(笑)
では、私が大学について色々調べた内容をお伝えしていきますね。
大学受験で親ができること① 学校のことを調べる
日本中の大学を調べる
「日本中の」というと範囲が広すぎて無理!と思われるかもしれませんが、大学は高校と違って、対象校は全国となります。
あなたが知らない大学も数々あると思います。
私はできるだけ国公立大学に行って欲しいと思っていましたので、全国の国公立を選択肢に入れ、大学探しを始めました。
そのときに役立ったのが、大学ランキングの雑誌です。
雑誌は、分厚いランキング本より読みやすく、現代の傾向も分かってオススメです。
雑誌を買って、部屋に閉じこもり、隅々まで隈なく目を通したのを覚えています(笑)


パンフレットを取り寄せる
雑誌を見た内容を元に子どもと相談し、いくつか良さそうな大学が決まったら、各大学が発行しているパンフレットを取り寄せました。
大学のパンフレットを請求するサイトから申し込みができます。
私が利用していたサイトはテレメール進学サイトです。


大学名を入力し検索すると、総合案内や各学部のデジタルパンフレットが閲覧できます。
実際のパンフレットを取り寄せる場合は、1部200円〜300円前後で購入できます。
デジタルより紙の方が断然見やすいですし、手元に置いておいてサッと見ることもできます。
リビングに置いておくと、子どものモチベーションアップにもなりますね(あ、これはプレッシャーになる場合もありますので、ご注意を)。
偏差値はそれぞれどれくらいか
雑誌でもある程度偏差値は載っていますが、最新情報としてはインターネットで調べましょう。
私がよく利用したサイトはパスナビです。入試日程や学部のことなどが網羅されていて、比較するのに役立ちました。


このようなサイトはたくさんありますが、ひとつのサイトに決めて調べないと比較できません。
例えば
神戸大学 偏差値 | 立命館大学 偏差値 | |
Aサイト | 57~65 | 60~65 |
Bサイト | 67~75 | 73~76 |
サイトによって、これだけ差があります。
バラバラのサイトで調べても比較できませんので、必ずひとつのサイトで調べるようにしましょう。
その大学からどんなところに就職しているか?就職率は?
就職先を調べるのは、各大学のホームページを見にいきました。
パンフレットにも掲載されていることもありますが、学校案内だけの場合もあります。
また、掲載されていたとしても直近の年しか載っていなかったり。
ホームページには過年度分もPDFなどで載っていたりしますので、数年分は調べました。
また、就職率が高いところは、その大学の出身者がたくさんの企業に就職しているということになり、あなたのお子さまが就職活動をする際に目にかけてくれることもあるとか・・・(実際のところは分かりません)
逆に就職率が低いところは大学院に進学する学生が多いこともありますので、よく見極める必要があります。
大学受験で親ができること② 受験について調べる
受験要綱がいつ出るか
受ける大学・学部により、受験内容が変わってきます。
- 共通テスト(旧センター試験)で必要な受験科目
- 二次試験(各大学ごとの試験)で必要な受験科目
- 共通テストを利用する制度(旧センター利用)があるか
- 願書の締め切り
- 受験日程
- 受験会場
などなど。
これらの要項が出る時期を逃さないように、受験要項の申し込みをしておきます。
こちらも、先ほどのパンフレットの取り寄せサイトテレメール進学サイトから取り寄せができます。
神戸大学の場合は「入学者選抜要綱」という名前で発行されています。



受験科目は私には分からないので、子どもにお任せです。
願書の締め切りはいつか
私の息子が受験したとき(2017年)は、願書は紙での郵送でしたが、今はweb願書になっているようですね。
インターネットから出願します。出願時期は1月ごろですので、各大学のホームページを注意して見ておきましょう。
出願したら、併せて検定料の支払いもおこないます。
受験ノート作りました
大学受験には、まず「大学入学共通テスト」(旧センター試験)があります。
こちらは基本的に国公立大学の受験者が受けますが、私立大学でも得点として加算があったり、
共通テストの得点のみで合否を決める受験方法(共通テスト利用入試)もあります。
この共通テストを皮切りに、
国公立大学別の個別試験(前期、中期、後期)、その合間に私立大学の受験日が入ってきます。
願書の締め切り日や試験日、合格発表日などが入り混ざり、混乱しました^^;
そこで、入試カレンダーなるものを作りました。
こんな感じです(例)↓





頭の整理ができましたよ。
合格発表の前に、他大学の入学金振り込みの締め切りがあったり、前期と後期の間に中期を受験できるか!?など考えるのにも役立ちました。
あと、いつまでにいくらお金が必要だとか。
あなたが分かりやすいようにまとめてみたら良いと思いますよ!
では、続いては気になる「お金」の話を見ていきましょう。
大学受験で親ができること③ お金のことを調べる
受験費用は予算を決めておこう
大学受験の検定料はすごく高いです。
検定料と交通費だけで100万円近く使ったという人もいます(実際の私のママ友です)。
受験料は、国立大学で17,000円、私立大学で35,000円(2022年現在)が相場となっています。
これは、1学部につきかかってくる金額ですので、同じ大学でも2学部受験すると35,000円×2=70,000円かかることになります(併願制度を導入しているところはセット割みたいなものもあります)。
我が家はそんなに出せませんので、息子には申し訳なかったのですが、できるだけ絞って絞って、最低限だけ受験しました。
息子の検定料はこんな感じです
受験内容 | 検定料 |
---|---|
センター試験(現:共通一次) | 18,000円 |
私立大学(一般) | 35,000円 |
私立大学(センター利用) | 18,000円 |
国立大学(前期) | 17,000円 |
国立大学(後期) | 17,000円 |
合計 | 105,000円 |
ざっとこんなもんだったと思います。
授業料は?
授業料が一番重要な調べごとです。
こちらも各大学のホームページを見てメモしていきました。
学部により授業料は変わってきます。文系と理系でも差があります。理系の方が高いです。
授業料の他に、入学時に必要な諸費用もあります。
それらを全て書き出して、ノートにまとめていきました。
大学独自の奨学金があるか?採用基準は?
奨学金といえば「日本学生支援機構」が有名ですが、大学独自の奨学金もたくさんあります。
貸与型と支給型がありますが、支給型は高校時代の成績が採用基準となっている場合もあります。
高校3年生であれば、高校の成績を上げておくことが、支給型の奨学金をもらいやすくなる方法ですので、ぜひお子さんに頑張っていただきましょう!(笑)
ちなみに、この大学独自の奨学金制度を活用して、息子は授業料全額免除で4年間学校に通うことが出来ました。
この制度と、成績を維持してくれた息子に、本当に感謝しています。
交通費がどのくらいかかるのか
交通費はアルバイト代から出すということを決めていましたので、息子への情報提供として調べていました。
大学の最寄駅まで、Yahoo!の「路線情報」で所要時間と料金を調べました。
大学別に、1ヶ月定期代、3ヶ月定期代、6ヶ月定期代。それぞれメモしていました。
バスは各バス会社のホームページで調べました。
少なからず、大学選びの参考になったのではないでしょうか。
下宿?自宅通い?
我が家では下宿の選択はなかったのですが、もし、下宿になったら・・・と計算したことがあります。
授業料以外にかかるお金が、家賃、食費、光熱費。
ざっとですが、約12万円!ヒョ〜〜
本人がバイトしたとしても払える金額じゃありません。



子どもさんが下宿しているご家庭はすごいですね・・・
だけど下宿は良いこともあります。
国(日本学生支援機構)からの奨学金の基準として、自宅外通学は、通常の金額より少し上乗せがあります。
大学受験で親ができること④ 健康維持に努める!
最後は健康維持。これに尽きます。
入試はとっても寒い時期です。受験生にとって、風邪は大敵です。
我が家では、入試1ヶ月前から明治さんの「R-1ヨーグルトドリンクタイプ」を毎日飲ませていました。
やらないよりはマシという感覚でしたが、インフルエンザが流行る中、体調は万全で受験を迎えることができましたよ!


大学受験で親ができること まとめ
いかがでしたか?
子どもさんが勉強に励んでいる間に、親としてもたくさんできることがあります。
逆に、親はこれぐらいしかできません。
子どもさんに、本番までなんとか乗り切ってもらうため、できるだけの協力をしてあげましょう!
最後に、当時息子がお付き合いしていた彼女が、親に言った言葉です(笑)



ママも〇〇(息子の名前)のお母さんみたいに色々調べてよ!!
懐かしいなぁ〜〜
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

