取引先の社長さんが喪中なんだよね。
お中元を贈るのはやめておいた方がいいかな?
お中元は、喪中だからといって中止にする必要はないですよ。
渡し方には注意が必要です!
こんにちは。秘書の仕事をしているかりんと申します。
毎年、お中元の季節になると、贈り先のチェック、郵送か手渡しかの確認、商品の発注、お礼状の作成と郵送などをしています。
ビジネスにおけるお中元は色々とマナーがありそう・・・と思っているあなたに、
知っておくべきお中元のマナーなど、必要な知識を紹介していきます!
\気の利いたお中元がズラリ/
喪中でもお中元を贈って良いの?
喪中の方へお中元を贈っても良いとされています。
お中元は、「新年おめでとう」という年賀状とは違い、お世話になった方へのご挨拶だからです。
ただし、不幸の直後で相手がまだ落ち着いていないときは、時期をずらして贈るなどの配慮が必要です。
その場合、紅白の水引きのついたのし紙ではなく、お中元やお歳暮と書かれた「短冊」のみを付けて、簡素化しても良いでしょう。
私の上司は、先方に不幸があったときに、落ち着いた頃を見計らって、配送ではなく手渡ししました。
お悔やみの言葉も同時に伝えることができ、お顔を見れて良かったと言っていました。
これだけ付けて、簡素化しました
お中元のマナー 贈る時期はいつ?
お中元はいつ頃手配すれば良いでしょうか?
お中元を送る時期は、7月初旬から7月末までぐらいがベスト。遅くてもお盆までには贈ります。
また、贈る時期を逃してしまった場合は、のし紙の表書きが変わりますので注意が必要です。
お中元は、お盆を過ぎてしまったら「暑中御見舞」とします。
さらに8月末ごろになってしまったら「残暑御見舞」とします。
私の場合、お中元の発注は6月末日までには済ませます。
毎年のことなので、忘れないように新年のカレンダーが配られたときに書き込んでいます。
早期割引きもありますし、早めに注文すると良い品物がなくなることもないです。
会社のお中元で喜ばれるものは?
では、ビジネスシーンでは、どのようなお中元を贈ったら喜ばれるのでしょうか?
会社から会社に贈る場合は、なんと言っても「個包装のもの」に限ります。
コロナ禍ということもありますが、皆分けやすいものの方が喜ばれます。
私の職場では、お中元はゼリーや焼き菓子にしています。
ジュースにしていた時期もありますが、営業さんが直接持っていく場合もあり、
水ものは重い・・・んですけど・・・
と、じんわり否定されましたので、それから軽いものにしています(笑)
また、直接持っていく場合の「紙袋」も忘れずに!
ネット注文した商品は紙袋が付いていないことが多いです。
商品が職場に届く前に、商品のサイズを確認して紙袋の手配もしています。
会社向けのオススメお中元
もっとラクにお中元の手配をしよう!
お中元の手配は毎年やってくるもの。だけど1年に1回なので、うっかり忘れていた・・・!なんてこともありますよね。
お中元を手配するにあたってのポイントをまとめました。
毎年同じショップで注文する
私は、毎年同じショップでお中元を発注しています。
一度会員登録をしておくと、贈り先の住所一覧が残っているため、毎回入力しなくて済みます。
注文履歴も残りますし、とても便利です。
また、相手先にも同じ商品を贈ることで、毎回商品選びで迷わずに済みますし、商品は定着した方が会社の印象として安定しているように思います。
私の職場に贈られてくるお中元も、ぞれぞれ毎年同じ商品です!
次回のカタログを送付してもらう
お中元の時期が近づいてきたら、いつも購入しているショップからお中元カタログを送付してもらっています。
カタログが届いたら中身をパラっと確認し、お得な情報や発注期限を確認します。
発注時期までデスクの上の目のつくところに保管しています。そうすることで発注忘れも防げますよ!
早期割引期間に注文する
お中元は、早期割引を適応するショップがたくさんあります。
早期割引で10%程度の割引になりますし、早め注文することで、良い商品がなくなることを防ぎます。
人気の商品はすぐに売り切れるので、早期割引の期間に入ったらすぐに注文しましょう。
お中元をやめるときのマナー
ビジネスにおいても、お中元は毎年贈るのが基本です。
しかし、贈るのをやめるときにもマナーがあります。
このようなやめ方はNG です
- お中元を贈ったのにお歳暮を贈らない
まずお中元をやめてお歳暮だけにし、次にお歳暮もやめるという段階を踏みましょう。
お中元とお歳暮は、両方贈るのが基本ですが、もし、どちらか一方にしたい場合は、お歳暮だけにします。
お歳暮を1年の御礼として贈ると良いでしょう。
お中元のビジネスマナー まとめ
お中元のマナーを紹介しました。
これで、お中元を贈るタイミングやマナーを理解できましたね。
お礼状に感謝の気持ちを込めて、相手との信頼関係を築いていきましょう。
- どちらが喪中でも贈ってOK
- お中元の発注は6月20日ごろまでに
- 相手の立場になって品物を選ぶ
- カタログは毎年送付してもらう
- お中元を贈ったのにお歳暮を贈らないのはNG
お中元は1回限りではなく毎年贈るものです。末長くお付き合いしたい相手に贈りましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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