【１基？１台？】今さら聞けない数の単位「助数詞」を解説！

数の単位で迷われたことはないですか？

日本語にはたくさんの単位がありますよね。

１基、１台、１個・・・

どれも使えそうですが、取引先への発注文書などは正しく書きたいですね。

今回は、このような問題を解決します。

知っておきたい「助数詞」の使い方を押さえておきましょう！

１基？１台？１個？助数詞の使い方の基準

発注文書の作成をする際にも必要になる、基本的な助数詞です。

一般的に使われる言い方を解説します。

モノの形や大きさ、重さなどで言い方が変わりますよ。

物品は「個」を使う

形の長いものは「本」

平面的なものは「枚」や「面」

小さいものは「粒」

動物は「匹」、鳥は「羽」、大型動物は「頭」

家などの建物は「軒」「棟」「戸」

機械類や大型家具は「台」

基底部が固定してあるものは「基」

※葬儀の供花にも「基」が使われます。１つ場合「１基」、２つの場合は「１対」と呼びます。

船舶は「隻」「艇」

束ねたものは「束」「把（わ）」

袋や箱に入ったものは「袋」「箱」

手に持つ道具は「丁」

主な「物」の数え方をまとめました

他にも数え方の種類はたくさんあります。

以下の表にまとめました。

名称	数え方
祝電・封書	通・本
はがき	「用紙」としては紙、「文書」としては通・本
本	冊・部・巻
新聞	「同じ新聞」は部、「新聞の種類」は紙
論文・詩文	編
漢詩・和訳	首（しゅ）
賞状	通・枚
絵画	点・枚・幅（ふく）
額	面・枚
掛け軸	幅・軸
提灯(ちょうちん）	張り
酒	瓶・本・樽
ビール	瓶・本・缶・ケース・樽
米	俵（ひょう）
料理	品・人前・皿
重箱	重ね
果物などを盛ったもの	盛
箸・飯	膳
カップとソーサー	客
ビル	棟
幕	張り
椅子	脚
机	台・卓
列車・飛行機などのダイヤ	本
スーツ	着・組・揃い
帯	本・枚
衣類	枚・着
靴	足
布団	枚・組
粉薬	包・服
錠剤	錠・粒
香水	瓶
花	本・輪・鉢
植木	本・株
口座・保険・寄付	口
議案・議事・事件	件

１基と１台　助数詞の使い方（まとめ）

物を数えるときの助数詞について説明しました。

これがすべてではなく、実に7,000以上の助数詞があるとか。

１基と１台の違いをおさらいすると、こうなります。

エレベーターは１基の他に、「１台」と呼ぶときもあります。

簡単に動かせないものに「基」をつけますが、エレベーターを乗り物として捉えるときは「台」になります。

日本語って、難しいですね^^;

それぞれのシチュエーションに合った数え方をマスターしておきましょう！

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