医療秘書技能検定試験って、難しいのかな?
このような疑問にお答えします。
今回の記事では、
- 医療秘書技能検定試験の勉強方法
- 医療秘書技能検定試験 おすすめの過去問
- 最短で医療秘書になる方法
など、医療秘書として働くために役立つ「医療秘書技能検定試験」の勉強方法や試験内容などについて詳しく紹介します。
医療秘書として働いてみたい人は、ぜひ読んでみてくださいね!
医療秘書技能検定試験とは?
医療秘書技能検定試験は、医療秘書教育全国協議会が認定する資格です。
概要はこちら。
受験級 | 3級、2級、準1級、1級 |
出題内容 | 領域Ⅰ(医療秘書実務など) 領域Ⅱ(医学的基礎知識など) 領域Ⅲ(レセプト作成など) |
受験料 | 3級:4,000円 2級:5,100円 準1級:5,800円 1級:6,500円 |
合格基準 | 得点率60%以上 |
受験日 | 年2回 |
医療秘書になるために、この資格が絶対に必要ということはありません。
しかし、この資格を取るために勉強することで、医師や看護師のサポートを行う上で必要な知識を得られますし、何より就活に役立ちます。
医療秘書技能検定試験の資格を有していると履歴書に書くことで、医療秘書としての業務を理解しているとみなされ、就職で有利になることがあります。
医療事務秘書検定の勉強方法
それでは、医療秘書技能検定試験に合格するための勉強方法をご紹介します。
独学
医療秘書技能検定試験は独学でも勉強することが可能です。
1級、準1級、2級、3級となっており、級が上がるにつれて難易度も高くなります。
1日3時間の勉強を2週間続けることで合格が可能
1日3時間の勉強を3ヶ月程度続けることで合格が可能
1日3時間の勉強を1〜2年程度続けることで合格が可能
準1級、1級は実務経験を積むことにより合格に近づきます。
独学は一人で勉強することの難しさがありますが、一番費用をかけずに受験することができます。
講座を受講する
独学では、どうしても医療的な知識が覚えられないという場合もあります。
そのような場合は、講座を受講する方法がおすすめです。
独学ではテキスト選びから始まりますが、講座はテキストやカリキュラムなどすべて用意されています。
講師に回答を添削してもらえますし、疑問がある場合などにもすぐに質問できる相手がいるのは安心ですよね。
短期間で合格を目指したい人にも向いていますね!
ただし、独学とは違って講座を受講するためには費用がかかりますので、しっかりと調べた上で受講しましょう。
※医療秘書技能検定試験の講座を受講するには学校・スクールに通う必要があります。
医療秘書検定の審査基準は?
それでは次に、医療秘書検定の審査基準を紹介します。
- 3級の審査基準
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医療秘書として、それぞれの領域について基礎的知識と技能をもち、一般的な業務を遂行することができる
- 2級の審査基準
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医療秘書として、それぞれの領域について一般的な知識と技能をもち、やや複雑な業務を遂行することができる
- 準1級の審査基準
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医療秘書として、それぞれの領域について専門的な知識と技能をもち、やや複雑多岐な業務を遂行することができる
- 1級の審査基準
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医療秘書として、それぞれの領域について高度な知識と技能をもち、複雑多岐な業務を専門的に遂行することができる
医療秘書技能検定試験には3つの領域があり、級によって程度が変わります。
級が上がるにつれて試験の難易度は高くなりますよ!
医療秘書技能検定の試験日程は?
医療秘書技能検定試験の開催は、毎年6月と11月の年2回です。
医療秘書技能検定試験の詳細は、「一般社団法人 医療秘書教育全国協議会」のホームページ(こちら)をご確認ください。
医療秘書技能検定試験は何級から受けるのがおすすめ?
医療秘書技能検定試験を受験するポイントとしては、医療現場で働いたことがない方や、医療事務職も未経験という方は、難易度の低い3級から勉強することをおすすめします。
医療現場で働いたことがある場合は2級からでも合格できる可能性は高いです。
準1級や1級は、医療秘書や医療事務の経験を積んでからの方が合格しやすいかもしれません。
おすすめの問題集・過去問
医療秘書技能検定試験を受験するために、おすすめの問題集や過去問題集についてご紹介します。
建帛社テキスト
医療秘書実務シリーズと、医療秘書医学シリーズがあるテキストです。
医療秘書実務シリーズでは、医療秘書、病院のマネジメント、医療情報管理、医療用語、DPCの基礎があります。
医療秘書医学シリーズでは、医療概論、基礎医学、臨床医学(内科)、臨床医学(外科)、検査・薬理学、患者・看護論があります。
医療秘書シリーズの本は全部で18冊あります。
建帛社公式サイトでチェックしてみてください。
つちや書店(過去問題集)
過去問題集は各級ごとに過去問題集があります。
・医療秘書検定問題集3級(1)医療秘書実務~医療関連知識
・医療秘書検定問題集3級(2)医療事務
医療秘書になるための最短の方法
医療秘書技能検定試験は、医療秘書になるための全てのカリキュラムが網羅されています。
テキストが18冊にも及ぶほど、医療秘書として働くための知識が盛り込まれています。
そのため、覚えることが多く難易度が高いのも事実です。
医療秘書、ハードルが高すぎる・・・
と思われた方も多いのではないでしょうか。
そこで、もっと簡単に医療秘書の知識を習得できるものがあります。
一般社団法人 日本能力開発推進協会(JADP)が認定するキャリカレの医療秘書講座です。
学習機関はわずか3か月。
独学が苦手な人や、手っ取り早く医療秘書の資格を取りたいという人に向いています。
まずは就活のために、履歴書にかける資格を取りたい人にもおすすめです。
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まとめ
今回は医療秘書技能検定試験について紹介しました。
最後にもう一度まとめておきます。
- 医療秘書技能検定試験は独学でも可能
- 医療秘書技能検定試験の講座を受講するにはスクールに通う必要がある
- 医療秘書技能検定試験の日程は年2回(6月、11月)
- 医療秘書技能検定は医療秘書のエキスパートになれる資格
- 簡単な医療秘書講座でも履歴書に書ける
医療秘書技能検定は、医療秘書として働くうえで有利になる資格です。
3級や2級は独学でも資格取得が可能ですから、ぜひチャレンジしてみてくださいね!